刻音色 ~二の刻~
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あらすじ
館内倉庫、ぐったり疲れ果てた梨花の傍らで、衣服をズタズタに引裂かれ○され続けるカスミ。翌朝、梨花が目をさますと、カスミともう一人の刹弥の姿はすでになかった…。それだけではなく梨花たち、全員の前夜の記憶は完全に失われていた。そして再び正午を告げる鐘が鳴る。十一、十二…そして十三。「兆候」が始まった。メイドたちは再び欲情の渦に巻き込まれてゆく……。苦痛と快楽の間で次第に明らかになってゆくもう一人の刹弥たちの過去、正体。そしてカスミは……!?
総評
メイドと洋館という定番を、和の意匠で包み直した「刻音色」の第2章です。表紙は淡いピンクのメイド服に白いエプロン、そこへ朱の筆文字で縦にタイトルが置かれ、白地に赤い滴が落ちる構図になっています。可憐さと不穏さが1枚に同居しています。
作画は2000年代のセル画調で、輪郭線は太く、影は2値に近い硬さです。淡いピンクとアイボリーで統一された衣装に対し、黒いストッキングと赤だけが強く効いています。伏し目の描き分けが細かく、瞳のハイライトの量だけで心の揺れを見せる作りになっています。
正午の鐘を数える時間の仕掛けが、そのまま章立ての骨格になっています。前章から続く物語ですが、館という閉じた舞台の空気は本作単体でも十分伝わります。美術の作り込みをサンプルで確かめてみてください。
















































