殻の中の小鳥2 ~ユウキ レン~
¥1,361
通常版 ¥1,361
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あらすじ
高級娼婦を使って時の権力者を裏から操作する政治集団のメンバーであったフォスターは、街で一人の日本人と出会う。橋の下のあばら屋に一人きりで暮らし、毎日駅前で誰かを待つ彼女の名は、結城恋。恋は記憶を喪失しており、その過去を知る唯一の手がかりは、彼女が駅前で”父親が迎えに来る”のを待っていたということ。フォスターは恋を自分が暮らす屋敷に引き取ることにするが…。
総評
屋敷とメイドを舞台にした1990年代末のセルアニメで、殻の中の小鳥シリーズの第2作にあたる一本です。ジャケットの結城恋は、白いヘッドドレスに深い藍と青緑を重ねた髪で、瞳にはほとんど表情がありません。背に刷られた「しばらく、いさせて下さい…」の一文が、全体の温度を決めています。
絵はデジタル以前の質感がそのまま残っていて、輪郭線は細く硬質、影は面で落ちます。屋内は褐色と黒に沈み、雨の橋の下ではコート姿が小さく描かれ、屋敷の場面だけが明るく起こされます。明暗の落差だけで、居場所を移された人物の心細さが伝わってきます。
続編として第1作の世界観を引き継ぎ、派手な効果に頼らず視線と沈黙で間を持たせる構成です。セル時代の色と線の空気ごと味わいたい方に向いています。まずは静けさの残る場面をサンプルで確かめてみてください。








































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