性裁 後編
あらすじ
水泳部の不正、目障りな人間を狙い排除する学園の裏側。裕子の死をきっかけにそれを知ってしまった正義。もしかしたら義妹のきずなも…。そんな危機感が正義を家へと走らせる。そして家には、きずなはいない…。絶望する正義のもとへ、買い物から帰ってきたきずなとしおり。「どうしたの、お兄ちゃん。怖い顔して…?キャッ!」きずなを抱きしめる正義。それを笑顔で見ているしおり。「いよいよ今日だな。誰を制裁する?」きずなの事でいつもと違うテンションの正義に3人が尋く。まずは水泳部のエース・一条冴枝をくじに当たった大介と制裁することになった。正義たちに呼び出され、保健室へやってくる冴枝。「これは、どういうつもりだ?」ビデオからプリントアウトされた冴枝と光のシーンや光と教官のシーンを正義につきつけ、軽蔑したように言う冴枝。正義は光に体を使って不正をさせている事を責め、「二度とこんな事をする気にならないように…制裁する!」大介の趣味で看護婦のコスプレをさせられ、写真を撮られる冴枝。
総評
学園サスペンスとしての手触りが濃い一本で、水泳部の不正から動き出した「性裁」の後編にあたります。パッケージは黒地に朱の題字を据え、鎖と手錠の金属光沢だけを冷たく光らせる構成で、明るい学園ものとは別の温度を最初に伝えてきます。
作画はセル画期らしい硬質なハイライトが特徴で、髪の艶は面で置かれ、肌の陰影は少ない色数で切り分けられます。キャラクターデザインは森村亮介、原作はBLUE GALE。細い顎と縦長の瞳のハイライトが、追い詰められた表情の移り変わりを分かりやすく見せてくれます。
舞台は保健室やプールサイドなど学園内を移りながら進み、後編としてカタが付く構成です。バニラシリーズの中でも重い色合いの一作ですので、まずはサンプル画像で作画の質感を確かめてみてください。












































