華・従僕 後編
あらすじ
薫と麗華のプレイは、エスカレートしていく。華蓮を交えての三人でのプレイも。華蓮は薫にとって、麗華と違って単なる排泄の道具であるが、彼女の方ではすっかり薫の性奴と化していたのである。そんな時、再び医師が麗華の元に訪れる。金を要求した上、体まで。医師は○人は麗華だと睨み、口止め料を受け取ってニセの診断書を書いていたのだ。○行については認めるとも認めないとも言わない麗華だったが、医師の要求どおりに金も体も与えた。だが、ことを終えた医師は、出されたお茶を飲んで急死した。○人はお茶を出した麗華であった。すると寿一郎殺しも…。華雪は女中として、家の中で起きてることをすべて知っていた。麗華と薫が関係していることも。そして今、自分の○した○罪を隠すために、麗華が金ばかりか体まで投げ出してくれたことも。そんな時、行方不明の医師を捜しに刑事がやってくる。あの日、医師の姿を目撃している薫は、知らないと言いきる麗華に更なる疑念を抱くが、その危うさにプレイの興奮度は更にエスカレートしていく。
総評
屋敷を舞台にしたサスペンス仕立てのアダルトアニメで、VANILLA SERIESの二部作を締めくくる後編にあたる一本です。表紙に赤い縦組みのコピーが躍り、裏面にはスタッフ表記と場面写真が細かく並ぶ、セル画期そのままの佇まいのパッケージになっています。
絵は線が太く、輪郭に沿って影の面をはっきり落とす当時の手描き調です。栗色の巻き髪に大きな緑の瞳を置いた表紙の女性、薄物の白布を透かせる肌の色味、背後に広がる紫がかった夜の壁面。屋内カットは木の柱や障子の陰影を暗く沈め、光の当たった肌だけが浮き上がる配色で統一されています。
前編からの流れを受け、屋敷の中で誰が何を知っているのかという緊張を残したまま進む構成です。今の艶やかなデジタル作画とは肌合いの違う、2000年代初頭の空気を確かめたい方は、サンプルで確かめてみてください。





























