哀・従僕4
¥713〜
通常版 ¥1,325レンタル ¥713
あらすじ
レイチェルが少女時代を過ごした寄宿学校でのいじめ役マーシャは家が没落し、街の娼婦に身を落としていた。ある夜、彼女はアイマスクをした紳士の相手をする。男は戦場で傷ついて以来、性的不能となったらしい。その治療で娼婦通いをしていることを知る。マーシャは偶然レイチェルと再会し、アイマスクの紳士がレイチェルの叔父、リュセ侯爵であることを知る。秘密を知ったマーシャは、リュセを○迫して金を手にする。さらにレイチェルを苛めようと新聞屋にタレ込むが、逆にレイチェルの手の者によって消される。リュセは侯爵家をスキャンダルから救ったことでレイチェルに感謝する。そして彼は、性的不能の原因が別にあることを告白しはじめる。いつになく弱々しいリュセの話にレイチェルは耳を傾けるのだった…。
総評
バニラシリーズの中でも異色の、19世紀ヨーロッパを思わせる貴族社会を舞台にしたシリーズ4作目です。表紙は白いドレスに薔薇を抱えたヒロイン、レイチェルの一枚絵で、原作は早川ナオミと明記されています。
作画は2001年制作らしいセル塗りで、薔薇の花弁やドレスのフリル、白い長手袋には特に手数がかけられています。ピンクと赤と黄の薔薇、緑の瞳という配色が表紙一枚で完結している一方、裏面の小コマでは一転して、暗い室内や屋敷の廊下といった沈んだ色が並びます。
寄宿学校時代の因縁が、侯爵家のスキャンダルへと繋がっていく群像劇です。人物ごとの塗り分けと、背景美術に残る絵の具めいた質感は、サンプルで確かめてみてください。



























