総評
女教師ものの学園アニメとして、教室という日常の側から絵を組み立てたシリーズの第2弾です。表紙は黒板の前に立つ新任教師・夏川真知子を斜め後ろの低い位置から捉えた構図で、黒板には「教員会議」「PTA会議」「市長との会合」と予定が書き込まれ、職場としての学校がそのまま背景になっています。
絵はセル画期らしい平たい塗りで、ミントグリーンのブラウスと黒のタイトスカートという抑えた配色が、緑がかった校舎の壁と馴染みます。線は細く、まつげとハイライトで大人の落ち着きを出した真知子と、輪郭を丸く取った生徒たちとで、描き分けがはっきり分かれています。
2005年のディスカバリー作品で、校内だけでなく市長選の応援演説という学外まで舞台が広がります。2000年代の女教師ものをまとめて追いたい人は、サンプルで当時の色設計と表情の作りを見比べてみてください。

















































