総評
19世紀の西欧を舞台にした歴史劇仕立てのアニメで、ディスカバリーの『殻の中の小鳥』第1巻にあたります。表題どおり主役はクレア・バートン。裏面には登場人物とスタッフが列記され、館と権力者という背景が物語の枠組みとして先に提示されます。
絵はセル画期らしい太めの主線と、面で割る影付けが特徴です。表紙は白いフリルの髪飾りと栗色の巻き髪、伏し目がちの視線を大きく取り、背景は青と象牙色でまとめています。館の内装や衣装の質感は写実に寄せず、線の整理で気品を出す方向に振られています。色数を絞った落ち着いた発色が、時代の空気を支えています。
30分の4対3収録で、番号が示すとおり続巻へつながる構成です。世紀末ヨーロッパの空気を作画がどう保っているか、サンプルで確かめてみてください。














































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