総評
教師と生徒という距離を、甘さの側だけで描いた学園ラブストーリーです。OVA初恋時間。シリーズの第6弾にあたり、幼なじみのまま大人になってしまった相手を見上げる桐華の目線が、そのまま全編の視点として据えられています。
絵の主役は光です。放課後の教室は蜂蜜のような黄金色に塗られ、逆光の中で髪の艶とシャツの白だけが明るく残ります。無精髭に煙草をくわえた横顔と、まつ毛の一本まで整えられた少女の瞳とで線の太さを描き分け、終盤には青灰色の廊下のカットを差し込んで、色温度の落差だけで気持ちの揺れを見せてきます。
ルネピクチャーズらしい濃い塗りと、丁寧な間の取り方が同居した一本です。サンプルで、あの黄金色の光を確かめてみてください。



















































