総評
メイド物の中でも純愛寄りに振った「OVA初恋時間。」の第2話で、同級生でもあるメイドの杏莉との距離が縮まる回です。ツンとした物言いと世話焼きの行動が同居する人物像を、短い尺の中で丁寧に積み上げていきます。
絵柄は近年のルネピクチャーズらしい柔らかいデジタル彩色で、銀髪のサイドテールに紫の瞳、赤いリボンという配色が画面の目印になります。ジャケットは白のニーソックスと黒のワンピース、白いフリルの対比を寝具の淡い陰影に沈め、輪郭線を細く保ったまま肌へ薄いグラデーションを重ねています。頬の紅潮と伏し目の描き分けも繊細です。
1話完結ではなくシリーズの続きにあたるため、前話から通すと距離の変化が分かりやすくなります。淡い色調と線の細さは、サンプルで確かめてみてください。


































