大江戸四十八手 幕の参 傀儡女淫変始末
¥1,980
通常版 ¥1,980
あらすじ
時は元禄、江戸城内大奥にもう一人の「キラコウズケノスケ」がいた。名を「嬉良交好之助」、新参女中の世話役及び仕置番を生業とする。近頃、大奥の中には局部に塗る媚○が存在するという。嘘か誠か、塗れば女の悦びを忘れた者も取り戻すという話だ。しかしその変貌ぶりは明らかに不自然であることから疑念が広がる。実は、この一件の黒幕は毒味役に扮したくのいちの駒代であった。幕府を揺るがす巨大な陰謀と、嬉良の隠された素性とは一体何なのか?「頑固一徹、これからも生き方は変えられまい。大奥とは俺の世界であり、何人たりとも邪魔はさせまい」嬉良が魅せた四十八手の究極奥義はこれにて幕が閉じる。
総評
江戸の大奥を舞台にした時代劇シリーズの第3巻で、パッケージには「大奥…そこは極彩色の悦楽地獄」というコピーが縦組みで置かれています。赤と金と黒でまとめた装丁は、浮世絵の色数を意識した作りです。
作画は現行の萌え絵とは明確に違い、目も鼻筋も劇画寄りの描線で、日本髪と牡丹柄の着物が線数の多い部分になっています。サンプルは畳と障子、行灯の暖色に絞った背景で、肌をやや白く沈めることで着物の赤が前に出るよう調整されています。
四十八手という縦軸を持つシリーズの「幕の参」にあたり、金屏風や襖といった様式で場面を作り分けています。画面比は4:3で、登場する女性たちも髪型と着物の柄で立場が分かるように描き分けられています。今の絵柄では出せない和の質感を、サンプルで確かめてみてください。



















