それでも妻を愛してる 第三話 嫉妬の代償
あらすじ
ごく普通のサラリーマン・本田秀一は、最愛の妻・ななみと幸せな日々を送っていた。だが、ななみとの生活の中で秀一は、つまらない自尊心からななみには言っていない不満が一つあった。それは隣の部屋に住むイケメン・品川クロードのこと。ななみは普通に近所付き合いしているつもりだったが、秀一はななみと品川がコミュニケーションを取ること自体が嫌だった。ある日秀一は、会社の同僚から風俗に誘われる。ななみに対する独りよがりな嫉妬心でいじけていた秀一は、誘われるままに店に入ってしまう。風俗嬢・小坂晶子の明るく奔放で優しい性格と豊満な肉体に、ななみとは違った女の淫部を垣間見る秀一。その夜、秀一はななみに求められるが晶子の顔が頭にチラついてしまい、秀一のそれはしおれて役に立たなくなってしまう。そして、ななみの携帯電話には秀一が晶子と腕を組んで風俗店から出てくるところを写した画像が送られてくる…。数日後、夜。品川の車の助手席には酒に○い顔を赤くしているななみが座っていた…。大切にしていた幸せな日々が、手から非情にもこぼれ堕ちる。きっかけは小さな…本当に小さな嫉妬と出来心だった…。 ※特典映像は収録されておりません
総評
ネトラレ系OVAの第三話にあたる本作は、嫉妬という感情そのものを主役に置いた一本です。パッケージ表は、隣室の男に肩を抱かれる妻と、扉の外で立ち尽くすスーツ姿の夫を1枚に収めた三角構図で、誰が何を見てしまうのかを絵だけで説明しています。
作画は肌のハイライトを強めに置いた濃厚な質感で、輪郭線は太めに統一されています。黒髪ロングの妻と青髪ショートの女性は配色がはっきり分かれ、髪の色だけでいま誰の時間なのかが分かる設計です。背景は生活感のある室内と廊下が中心で、照明の色を昼と夜で切り替えて時間の流れを見せます。
同じ夫婦を追う連作の第三話で、見どころは台詞よりも表情の落差と沈黙の間にあります。まずは目線と口元、そして手の位置から追うと構成が読みやすいはずです。この重さが好みに合うか、サンプルで確かめてみてください。


































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